人間ドック・健診のご案内

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大腸CT検査について

4月から大腸CT検査が健診センターでも受けられるようになりました。

健診で大腸CT検査を受けるには

便潜血反応は陰性だったが心配、症状はないが大腸の詳しい検査をしたい方など、大腸CT検査を行うことができます。健診センターにて、ご予約ください。

事前問診日
毎週水曜日13:30~
大腸CT検査を行うためには、事前に医師問診が必要です。
検査3日前から繊維の多い物、消化の悪い物は避けてください。

検査前日
当院からお渡しする検査食(朝・昼・夕)のみお召しあがりください。

検査日
月・火・水・金曜日の午後
下剤等の服用が必要なため、通常の健康診断とは別の日で実施させていただきます。

料金
30,000円(前処置薬5,000円含む)+税
*事前問診後に検査をキャンセルされた場合は、前処置薬の料金(5,000円+税)をお支払いいただきます。
*前処置薬使用後の日程変更は、追加料金にて再度前処置薬を購入していただきます。

予約お問い合わせ先

健診センター直通:052-961-2496

*大腸CT検査を実施し、病変(がんやポリープなど)が疑われた場合は、保険診療等による大腸内視鏡検査をする必要がありますので、ご了承の上でお申込みください。
症状がある場合や、便潜血検査で陽性となった場合は、保険診療の適応となりますので、
内科外来(電話:052-961-2491)へお問い合わせください。

大腸CT検査が受けられない方

  • 直腸脱や重度の内痔核をお持ちの方(主治医にご相談の上でお申込みください)
  • 腹部にペースメーカー埋め込みされている方(主治医にご相談の上でお申込みください)
  • 大腸ポリープ切除直後、腸管の手術直後の方
  • 腸閉塞(イレウス)が疑われる方
  • 妊娠中またはその可能性のある方
  • 前処置(検査食・下剤の服用など)が正しくできない方

*上記以外にも治療中の疾患がある方は、主治医にご確認の上、検査をお申込みください。

 

大腸CT検査の流れ(健診センター)

大腸がん検診の重要性

○なぜ「大腸がん検診」が重要なのでしょうか?
今や日本人の2人に1人が「がん」にかかり、3人に1人は「がん」で亡くなる時代となりました。中でも大腸がんの死亡者数は増えており、女性では第1位、男性では第3位となっています(平成26年人口動態統計より)。
大腸がんは早期の段階で発見できれば、ほぼ100%近く完治すると言われていますが、早期では自覚症状に乏しいため、進行した状態で発見されるケースも多く、死亡者数が多くなっています。
そのため、大腸がん検診を毎年受診し、早期発見・早期治療につなげることが大切です。

大腸がん検診とは

○大腸がん検診とは、「便潜血検査」という便の検査を行うことが一般的です。便潜血検査の結果、「陽性(便に血液が混じっている)」と判定された場合は、その原因を詳しく調べるために、医療機関を受診して精密検査を受けるよう指示がでます。
(「便潜血検査」は、痔でも陽性となることがありますが、精密検査の指示がでた場合は、自己判断せずに検査を受けることをお勧めいたします。)
初めから大腸の精密検査(大腸内視鏡検査または大腸CT検査)を実施することもできます。

当院における大腸精密検査受診率と結果

「大腸精密検査」の受診率(当院)
健診の便潜血検査が陽性で、「精密検査を受けましょう」と勧められても、大腸の精密検査は「痛い」「苦しい」「恥ずかしい」などの理由で精密検査を受けない方が多く、平成27年度当院健診において大腸精密検査を受診した方は約40%(大腸内視鏡検査:91%、大腸CT検査:9%)という結果になっています。
しかし、そのうちの2.6%の方に大腸がんが見つかりました。将来がんなる可能性がある腺腫というポリープを含めた「大腸ポリープ」は35.3%の方に見られています。

○検査別割合
「大腸内視鏡検査」・「大腸CT検査」を受診された方の割合です。
女性では、大腸CT検査を受けられた方の割合が男性の2倍となっています。



大腸CT検査とは

○新しい大腸精密検査「大腸CT検査」とは
肛門から炭酸ガスを入れて大腸をふくらませ、CT撮影を行います。撮影したCTの画像を解析して、内視鏡でみたような立体的な画像を映し出し、大腸がんやポリープの有無を調べる検査です。
大腸内視鏡検査と比べると、苦痛が少なく時間も短いため、今まで大腸精密検査をためらわれていた方や大腸がんが心配な方、まずは大腸CT検査を受けてみませんか。

*当院では、H27年度より外来診療のみ実施しておりましたが、H29年4月より健診でも、大腸CT検査が受けられるようになりました。

(大腸CT:検査風景)


お腹の動きを止める注射を打った後、横向きに寝て、直径1cm弱の柔らかいチューブを肛門から5-10cm程度挿入し、炭酸ガスを注入します。大腸がきれいに映し出せるよう、お腹がはった状態にします。

仰向けと、うつぶせの状態でCT撮影をします。10分程度で終了します。 注入された炭酸ガスは、自然に吸収されてお腹のはりはなくなります。

 

大腸CT画像

 

【S状結腸がん(早期)】

 

【直腸ポリープ】

大腸精密検査の比較

○当院でできる大腸精密検査には「大腸内視鏡検査」「大腸CT検査」があります。

 

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